専門薬剤師の転職TOP >> FAQ >> 専門薬剤師の受験資格は?
専門薬剤師になるためには、認定試験に合格をする必要があります。もちろん、試験は誰でも受けられるものではありません。受験資格をしっかりと満たしていなければならず、その条件も簡単なものではないのです。
専門薬剤師もそれぞれの分野があり、それに合わせて受験資格も異なってきます。そのため、ここではまず代表的ながん専門薬剤師認定試験を例に、受験資格について紹介をしていきます。
まず、日本国の薬剤師免許を有していることです。そして薬剤師としての実務経験が5年以上あることも条件となっています。単純に知識があるだけではなく、実務経験が求められるため、まずはそれをクリアすることが条件になっているわけです。
がん専門薬剤師は、日本医療薬学会によって定められています。そのため、日本医療薬学会の学会員であることも条件です。そして、日本医療薬学会か日本病院薬剤師会生涯研修履修薬剤師や薬剤師認定制度認証機構によって認証された認定薬剤師である必要があります。ほかの条件を満たしていれば、いきなり専門薬剤師になれるわけではなく、認定薬剤師からステップアップしていくものだと考えてください。
次に、日本医療薬学会が認定する専門薬剤師研修施設において、5年以上の研修歴を有することも必要になってきます。実務経験が5年以上あったとしても、この研修を受けた期間が5年未満であれば、受験資格は得られないのです。
ほかには、日本医療薬学会が認定する講習会を50単位以上履修していること、がん患者への薬学的介入症例サマリを50症例提出する必要もあります。これだけの条件を満たして、ようやく受験資格が得られるようになるのです。
ここまでは、がん専門薬剤師を例にして受験資格についてまとめましたが、この試験の条件が特別厳しいというわけではありません。ほかの専門薬剤師試験の場合も同じような条件を満たす必要があるため、これが一般的な受験資格になります。
この受験資格を満たすだけでも大変ですが、そこからさらに試験に合格できなければ、専門薬剤師になることはできません。それだけ難易度の高い資格になりますが、合格できれば薬剤師として大きなキャリアアップになります。それは薬剤師としての評価が上がるだけではなく、その分野におけるエキスパートとして認められ、今後も様々な研究をして両分野の発展に貢献していけるようになるのです。
受験資格の条件自体がかなり細かいため、ここではひとつの例を出して紹介しましたが、自信がなりたい専門薬剤師の場合はどうなのかについて、興味がある人は調べてみましょう。
サービス名 | 料金 | 転職エリア | オススメ度数 | 詳細 | |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
リクナビ薬剤師 | 無料 | 全国 | ☆☆☆☆☆ | 詳細 |
|